from:院長 高島



先日、知り合いの弁護士に教わった事なんだけど、私自身、仕事でもプライベートでとても役立っている考え方なので、きっとみんなの役にも立つと思います。

それは、

「気分が悪い時に判断をしない」

ということ。

気分が悪い時、つまり、


「ネガティブな感情を持っている時」

そういう時、人は必ず判断を誤る。

なので、ネガティブな感情を持っている時は、


「判断しない」

という事です。

みんなも思い出してもらえれば共感してもらえると思うけど、

「あんなこと言わなければ良かったな。。。」

と、あとから後悔するケースは、大抵の場合、ネガティブな感情を持っている時が多くないでしょうか。

即断即決はとてもいい美徳だと思われている。

特に仕事に関する決断は早ければ早い方が評価されやすい。


しかし、そうではない時もある。

「今、私はネガティブな感情だな。。。」

と感じる時には、決断はしない方がいいかもしれない。

人は必ず、感情や気分に影響されて判断したり行動したりする。

なので、気分の良い時、機嫌の良い時に判断した事は大抵の場合は前向きで良い判断になる。

でも、悪い感情を持っている時、例えば、誰かに対してイラついていた時、そんな時に、その人に対する
何らかの「判断」をしなくてはいけない時、そういう時は必ず悪い影響を受ける。

みんなも過去に思い当たるケースはあると思う。

感情がニュートラルな時にはそんな判断、行動はしないはずなのに「感情」が動機となってしまってその判断・行動を誤ってしまう。

そして、あとから後悔する。。。


だからこそ、ネガティブ感情の時には判断をしない方が得策だと思う。


感情というのは大抵、時間とともにゆっくりと収まっていくものである。

なので、収まってきた頃に改めて判断すれば良いわけで。

自分の今の感情を伝えることができるような関係性が普段から築けている相手なら、素直に相手に判断を先延ばしにする理由を伝えてもよいのかもしれない。


ネガティブな感情を抱くことはとても人間的で自然なこと。


大切なのは、そのネガティブな感情にできるだけ支配されないことではないだろうか。

感情のコントロールがまだまだできないことがある私ですが、この話を聞いてから、少なくとも、あとから後悔をするような判断をすることが減りました。

みなさんももし良かったら試してみてください。